福井にUターンして思うことなど
13日目です。
ブログを書くのも久方ぶりすぎてどう書いていいやら戸惑っております。
表題の通りですが、去年福井にUターンで転職して帰ってきました。
それまで
Uターンするまでは新卒で東京の中規模IT企業に入社し、バリバリと働いていました。
10年ちょっと勤めてたでしょうか。
プロジェクトによっては深夜まで働いてホテル泊まり、タクシー帰り、
会社で徹夜で仕事しながら夜を明かす、
と言う今のご時世のワークライフバランスとは対極をなす生活をしてました。
一度体を壊して蕁麻疹を患うおまけ付きです。
それでもやめるとなった時にはいろんな人と飲んだり会ったりして、
改めて人には恵まれたなと本当にしみじみ思いました。
なぜUターン
有り体に言って、親の体が心配だからとかリアルにあまり良くないとか
そういう話です。でもサクッとUターンできて本当ありがたい。
あとは、中規模だった会社がどんどん大きくなって自分の思ってた感じや方向性とちょっとづつずれている感じがなんとなく踏ん切りがついた理由かもです。
こういうの感覚だからなんとも言えませんが。
ここからは福井と東京の生活、エンジニアとしての勉強や仕事の質について
ざっくり比較する形で記載したいと思います。
東京での生活
生活の質:低い
最後の一年はテレビ見ながら寝落ちして、
狭い部屋でうずたかく積まれた本に囲まれながら
なんとなく生きてたことしか覚えていない。。
あと、勤務先まで1時間半くらいかかっていたので、
朝は遅刻。遅刻した分夜遅くまで仕事、満員電車に揺られて、また翌朝は遅刻。。のエンドレス。
こう書くと社会人としてやばいですね。
エンジニアとして
私はサクッと不便だからツール作りました、みたいな
プログラムや設計のセンスがあるわけではないので、
技術やセンスにコンプレックスがあり、その分知識を入れたい。
知識だけは持っておきたい、というのが根底にあるので、
東京はとにかく情報や勉強会が多い。気になる勉強会がちょちょいと探せ、またそれに参加できるのはありがたかった。
大きな本屋も多いし、情報という点では十分だったかと。
仕事の種類
元の職ではいわゆるSIer、人売りに売られて客先で頑張る系です。
昨今のSESは避けて通れ問題ですが、SESもピンキリだと思うんですよね。
結局いいところ、ちゃんとした会社さんの下だったらまともだし、
そうじゃなかったら無茶苦茶と。
仕事の種類としても不動産系、電気、請求書発行とかの基幹システム、人材管理等々
色々やらせてもらいましたね。
使ってたのはJAVAがメインで、サーバやSQLがLinux、oracle、Postgresなどなどですかね。
いい経験です。
Linuxはせっかく構築したサーバを出荷日にぶっ壊すという黒歴史があるくらい
思い入れがあります。でもそのおかげで色々覚えたと思う。linux rescue!!
福井
生活の質:高い
福井にいるにもかかわらず、電車通勤なのですが、
リアル終電が早いので残業をしてもたかがしれてるところはあります。
ただし代わりに福井の電車は本数がなくてそれはそれで辛いですが。
でも空いてる。満員電車に乗るとかもう無理。
朝は9時に出社、夜はまぁ、最近は8時くらいですかね。
遅刻も無くなりましたね。ちゃんと人間の生活をしている。
帰りはそんなに早くはないですが、めちゃくちゃ遅いわけでもないので
ご飯を作って、コタツに入ってテレビを見ながらだらだらと夜を過ごせる。
ちなみに今の家は東京の住んでた家と比べると
2割くらい安くて部屋は3倍くらい大きいです。(1K→1LDK)
スーパーで刺身が安価で美味しくたべれる。至福。
エンジニアとして
やっぱり勉強会、セミナーとかは直で行けないのはちょっと残念。
こないだあったVue.js fes行きたかった。。。
往復で2万5千円位するのであんまり頻繁に東京はいけないですね。
勉強会という意味ではかの有名な「インフラ勉強会」もありますが。
あれはいろんな意味で感動でしたね。
家にいながら勉強ができる、勉強会に参加できる。
これからも面白い話が聞けるといいなぁと。技術の情報に飢えている。
仕事の種類
仕事の種類はやっぱりニアショアか地場かってところに限られてきますが、
まぁ、ニアショア系です。
意外と地方にいてもちゃんと設計したり製造したりをやり取りできるもんですね。
仕事の内容は忙しいけどまぁやりがいはありますね。
ちょっともったいないなーと思っているのは
Linuxの知識がほぼ不要なのでこれから忘れそうだなてとこでしょうか。
またいつか使うときのために全部忘れないようにしないとと思っているところです。
戻りたい?
地方の不便さに根を上げてしまかと思いきや、
意外ともうしっくりきているので大丈夫そうかなと。
さすがに今年の雪の時はちょっと気が遠くなりそうでしたが。
車中心社会ですが、車の運転もすっかり慣れました。
これからのことは誰にもわからないですが、
せっかくなのでもう少しワークライフバランス強めに生きていきたい所存。